2008年10月30日

蝉しぐれ/藤沢周平

少しずつ少しずつ、読み重ねてきた「蝉しぐれ」
読了。


美しい、と思いました。

読み終えて最初に、そう思い、
次に感じたのは静けさでした。

読み進めるにつれ、残り少なくなる頁を気にしながら
終盤、やや唐突に流れる月日に
瞬間拍子抜けさせられるかと思ったら

その先に待っているのは、
見事なまでの結びのシーン。


精巧というのか
緻密というのか

ぴたと当てはまる表現が見つからないのですが

どうしたらこんなにも綺麗な文章が書けるのだろう、と
思わずにはいられませんでした。

最後の数頁で、見事に全部、
さらっていかれました。

なんて綺麗なのでしょう。
ちょっと今、久しぶりに、物語で感動しています。

そしてもう一つ書いておきたいことが。。
日本語がまた、美しいです。

「お戻りなされませ」
これ一つ取っても
こんなに美しい日本語が、あったのですね。。
posted by きく at 00:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年の十月には

御宿に行ってきました
藤沢周平の文章は私も大好きです
Posted by 内方 アキ at 2008年10月30日 00:55
>内方マザーさま
ご訪問、どうもありがとうございます!
光栄ですv

御宿…御宿かわせみ、ですか?(*^^*)
月の砂漠、資料館、、、いろいろあるのですね、
調べてみて、行ってみたくなりました!

時代物の小説は、シリーズものが多いので、
手を出すのにちょっとだけ勇気が要るのですが
平岩弓枝作品も、いつか読んでみたいです。

藤沢周平作品を読むのはこれが初めてだったのですが
とても良かったです。
他の作品も少しずつ読んでいってみようと思いますo(^-^)o
Posted by きく at 2008年10月30日 02:07
日本語が曖昧になった。というか

まともに喋れなくなった今、

非常に大切なことのように思えます。

正しい日本語で喋り、働きたいと思います。
Posted by Artist's at 2008年10月30日 03:21
>Artist'sさま
綺麗な言葉って、そこに込められた気持ちも
より心がこもっている感じがしますよね(*^^*)
お客様に対するご職業として、日々ご自分を
磨かれているArtist'sさん、素敵です☆
Posted by きく at 2008年11月03日 08:56
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